マホガニーキャビネット(SOLD)

こんにちは。

昨晩はすごい雨でしたが皆様いかがお過ごしでしたか?


今日は山道の道路脇でふきのとうを取っている人たちがいました。

少しずつ山菜が取れるようになり、春の訪れを感じますね。


さて本日は、ヴィクトリアン期の美しいキャビネットをご紹介いたします。


マホガニーキャビネットはディスプレイ家具として、サロンルームなどのお客様をお迎えするお部屋に重宝された家具です。


中にはお屋敷のマダムが集めた趣味のコレクションなどを飾り、

当時の奥様方の話題のネタになっていたことでしょう。

現代ですと一番メインになるリビングルームや、

玄関が広い方は玄関ホールなどにこういった家具を置かれる方もいらっしゃいます。



様々なデザインがあるこういったディスプレイキャビネットですが、

こちらのマホガニーキャビネットは、彫刻部分と収納部分、見せる収納と、見せない収納と、非常にバランスよく作られており、見た目の華やかさと収納力を兼ね揃えた家具です。


細部を見ていきましょう。



左右に付いた見せない収納の扉にはふんだんに彫刻が施されています。

上部(扉の上の部分)にもシンメトリーに小物を飾ることが出来る作りです。

中には見せる収納部分と同じ高さに棚が2段付いています。



アールヌーボーやロココを思わせる脚線美も取り入れられています。

中心に彫られた貝殻のモチーフは、ロココ様式で多く取り入れられたモチーフでもあります。

細部にまで彫刻があり、そのデザイン性は何度見ても飽きません。


足元はカブリオレ・レッグ(猫脚)葉っぱの彫刻もあります。


中央は大きく開閉します。


生地もオリジナルですが大きく痛みはなく比較的綺麗です。

たっぷり入るので、飾るのも楽しみながら出来そうですね。


マホガニーキャビネット

H2010

W1500

D410

SOLD


和室をリノベーションして、こういった家具でサロンルームを再現される方も増えてきました。

是非、理想の自宅を再現してみませんか?