ウィリアム&メアリー ハイバックチェア
こんにちは。
当店周辺の山々もすっかり色づき
秋真っ盛りの今日この頃
皆様いかがお過ごしでしょうか?
日暮もだいぶ早くなりましたね~
もうすぐ11月。年末までのカウントダウンも始まってきました。
皆さんはもう2023年を迎える準備は整っていますか??
今日は、とっておきのチェアのご紹介です。
イギリスとフランス、オランダの3か国が絡んだ様式、ウィリアム&メアリー様式です。
ウィリアム&メアリーって誰?な方のために。Wiki先生から引用
ウィリアム&メアリーとは、ウィリアム3世と妻のメアリー2世によるイングランド・スコットランド・アイルランドの3王国の共同統治を指す。2人の共同統治は1689年2月に始まり、この時2人は名誉革命で「亡命したと考えられている」ジェームズ2世に代わってイングランド議会から招聘された。1694年にメアリーが死去すると、1702年に死去するまでウィリアムは単独で統治した。2人の統治は、イギリス史上平等の権力による「共同統治」が君主に認められた唯一の時代である[1]。イギリスの歴史において通常、君主の配偶者に君主権はなく、単に配偶者でしかない。
その1689-1702の期間流行した様式をウィリアム&メアリー様式と呼びます。
オランダ出身のウィリアムと、ロンドンで生まれたスコットランド王であるメアリーの結婚は、様々な感性と文化の交差がされることとなります。
実際、オランダから腕のいい家具職人を呼び寄せたり、フランスから家具デザイナーが亡命したり。大陸の風が、イギリスへ一気に流れていきます。
オランダ風の上品で女性的な軽やかさが生まれ、透かし彫りや象嵌などが多用されました。
材質も、オーク材よりも彫刻がしやすい、ウォールナットの時代になります。
ウォールナットは主に大陸(オランダやフランス)で良く取れた木材です。
そんな様式の中でも、最も愛されたのがこちらのチェアです。
こちらのチェアは17-18世紀に作られたものかと思います。
とても古い椅子ですので、実用でガンガン座って使う!というよりか、オケージョナルチェアとして玄関やリビングに飾っておくのがおすすめです。
透かし彫りの大変美しいお品物です。
すらりと伸びたハイバックがとっても高級感を出しています。
ウィンザーチェアの古さとはまた違った魅力のあるチェアです。
是非コレクションに加えてみてはいかがでしょうか?
SIZE(㎜)
ウィリアム&メアリー ハイバックチェア
W500
D610
H1340
シートハイ 480
価格¥163,636-(税込¥180,000-)
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