インレイドキャビネット(SOLD)
こんにちは。
すっかり落ち葉も散り、冬景色へと変わってきました。
皆様は11月最後の週末、いかがお過ごしでしょうか?
2022年もあとわずか、1か月となりました。
あっという間の1年でしたね。
2020年から始まったコロナ禍
今年ようやく日本の水際対策が緩和されて、
私たちも3年ぶりにイギリスへ行くことが出来ました。
日本ではまた流行の兆しですが
欧米ではほとんどコロナ前の感じと変わりなくなってきています。
2022年はウクライナでの戦争が始まり世界的なインフレもありましたが、
悪いことばかりではなかったように思います。
私たちは来年も引き続き、皆様の【豊かで幸せな生活の実現】のお手伝いをさせて頂ければ幸いです。
皆様に、インテリアをもっと楽しく!お伝えできればいいなと思っています。
さてさて、今日はこちらの素敵な家具をご紹介いたします。
インレイ(象嵌)のキャビネットです。
象嵌(ぞうがん)=インレイ(Inlay)の「象」=模る「嵌」=はめるという意味で、一つの素材に異なった素材を嵌め込んで模様を描く技法のことを言います。
象嵌と呼ばれるものには、金工象嵌、木工象嵌、陶象嵌など種類がありますが、アンティーク家具で使われているのは木工象嵌です。
無垢材の家具の表面に模様を彫り、その模様に沿って切り取った色の異なる木片をはめ込んで模様を描く木工象嵌は、まるで絵画のような美しさ。
とても細かい模様を見ていると、気が遠くなるほどの手間と時間がかかっていることがよく分かります。
現代の家具でここまで凝った象嵌の家具を見ることが出来ないのも納得。こんなに美しい象嵌の家具を手に入れることが出来るのはアンティークだけです。
もし現代でこれほどまでの細やかな象嵌家具を作ったとしたら、とても高額になることでしょう。
しかもこちらのキャビネットは、注目すべきはインレイ部分だけではありません。
表面全体が湾曲しているのがわかりますか?
上から下まで、全てが均一に湾曲しています。
これは並大抵の技術では作れません。
引出部分も一つ一つが湾曲しています。
とてもこだわりを感じますね!
家具として見ても、全面が木で作られたキャビネットですので、中身が見えないため、
とても収納には便利な家具になります。
ガラスキャビネットには、中身を見せるメリットもありますが
いつでも中身を綺麗に美しく飾る必要があります。
こうした見せない家具、見せない収納も一つあるととても便利です。
ちなみに我が家にもこうした見せない家具を置いていますが
かなり重宝しています。
使ってみるとその便利さに納得していただけると思います。
中は3段になっています。
籠などで仕切っても良いと思います。
帽子やバッグなどを収納しても良いですし、
食器類も良いと思います。
1900年前後にイギリスで作られた家具です。
背が高いですが、奥行きやワイドはそこまでありません。
マンションにもお勧めです。
W760
D495
H1830
SOLD
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