サーペンタインフロントチェスト

こんにちは。

気持ちの良い気候の週末

皆様いかがお過ごしでしょうか?



今日はチェストをご紹介したいと思います。


チェストの歴史は中世から始まりますが、

古くは上に蓋が付いた箱型のいわゆるコファが主流でした。

現代のチェストと呼ばれる、チェストオブドロワー(引出の付いたチェスト)

は17世紀に入ってから出始めたと言われています。

19世紀、イギリスにおいては産業革命による需要に応じた生産によって

様々なデザイン様式のチェストが現在に残されていますが、

その使い勝手の良さから引出付きのチェストが主流になっています。

(現代でもチェスト、と言えば引出付きですから。)



今回ご紹介のこちらのチェストはサーペンタインフロントチェスト、と呼ばれています。

サーペンタインは’波打つ曲線’の意味で、

その名の通り、前面は波打つ曲線の美しいアクセントが印象的なチェストです。

真正面からだと、その曲線がわかりにくいので、少し斜めから写した画像がこちらです。


どうでしょうか、光と影のコントラストがとっても美しいですね!!


材質はマホガニー、化粧板を貼り、美しい木目を前面に見せています。

上段には棚板が隠されていてちょっとしたサイドテーブルの代わりになります。


色味が違うのはマホガニーの特性で、

赤色が強いマホガニーは、経年変化で赤色が抜けて、ゴールドの様な色味になっていきます。

この色の変化は、経年変化ならではで、出したくても出せない色。

棚板は普段仕舞われていることがほとんどですから、色の変化があまりなく、当時の色味を残していると言えるでしょう。



SIZE(㎜)

W780

D490

H790

価格¥180,000‐(税込¥198,000‐)

ヤマト家財宅急便 Cランク