イギリスとシルバー製品②

台風一過の秋晴れ、本日より10月ですね。

皆様いかがお過ごしでしょうか?




先日イギリスでの話、シルバーのティーポットについてです。


いつもお世話になっている英国人ディーラーさんとの会話で、

シルバー製ティーポットの話になりました。


見たことある方はご存知かと思いますが、

シルバーなどのティーポットの中をのぞくと茶渋で真っ黒(!)で、

よくお客様にどうやって掃除するの?と聞かれるので、イギリスではどうやって掃除しているのかな・・と聞いてみたところ


「昔よくおばあちゃんに、ティーポットは洗剤で洗ってはダメ。黒くついた紅茶の渋が、紅茶の香りをよくするの、と教えられたから水ですすぐだけよ」



なんともイギリスらしい回答が返ってきました。

※その洗い方は”Old Style”で、現代では洗剤で洗う人が多いよ。とのことです。


そもそも食器の洗い方もイギリスと日本では違いがあるように思います。

綺麗であることの定義も人それぞれかもしれませんが、

水回りの設備の違い、水資源の量の違いや気候も関係しているのかも?

あるいは水に関する歴史的背景もあるかもしれません。



ティーポットの黒ずみは、アンティークの証。


いやいや、それでも綺麗にしたい!という方は、

以下のサイトを参照にやってみてくださいね。


くれぐれも本体を傷めないよう気を付けてください。

こんな方法で、綺麗になった!などご存知の方がいれば是非教えてくださいね。