チャーチチェア

こんにちは。

今日は節分。皆様は節分は豆まきや恵方巻きは食べますか?

一年を通して、今日を一区切りにする考え方もありますよね。

立春がとともに新年と捉えられていました。

日本独自の風習ではありますが、冬から春に季節が転じる時は一年でも大きな変わり目であり、疫鬼が災禍をもたらすとされていたそうです。

豆を撒くようになった由来は<魔滅>からきているそうです。

そして古来より日本人は穀霊信仰というものがあり、神事に五穀を使うのは豆や米が神聖な存在であると信じられ、鬼を祓う力を持っているとされていたそうです。


西洋でも麦のシンボルは神聖なものとされていますよね。

人々の生活や命を繋いできた穀物は昔は今よりもっと大切にされていたかもしれません。



さて、本日はとっても絵になる素敵な椅子のご紹介です。



イギリスのチャーチチェアです。

中世ヨーロッパの中でもゴシック様式は世界中を風靡したデザイン様式ですが、

当時時の権力を握っていた教会に多くみられる様式でもあり、様々な家具にも取り入れられました。

この椅子は一見するととてもシンプルなデザインではありますが、特徴的である背もたれの3つの透かし模様はどこかステンドグラスを思わせるデザインでもあります。

こうしたゴシック様式を感じさせるチェアですが、実際教会で使われていたかは定かではありませんが、一般的にはゴシック様式の家具はチャーチと総称することが多々あります。

イギリスアンティーク界隈では様々なチェアが存在しますが、このようなデザインの椅子は出会いもので、なかなま見かけない一点ものでもあります。

少し変わった高さで、シートハイは490。

座面は平らになっていますので、壁に配置してディスプレイ台のようにおいてもいいと思います。

家具は使うのはもちろんですがインテリアのアクセントにもなり得る、そんな存在感のあるチェアだと思います。

生産国:イギリス

年代:18世紀後半〜19世紀初頭

材質:オーク

SIZE(mm)

W585

D415

H885

シートハイ490


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