Lucien Gau ウォールランプ

こんにちは。


昨日は夏至で、最も日が長く太陽の力が強い季節ですね!

皆様いかがお過ごしでしょうか?


夏至は季節の一つの区切りです。

ちょうど半年が過ぎ、2025年も後半戦へ突入します。

当店もおかげさまで、開業13年、14年目へと入るところです。

コロナ禍もあり空白の3年間がありましたが、オープン当初から見て、時代は変化しているなぁと日々ひしひしと感じています。

数年前には当たり前だったことが、当たり前ではなくなり、

数年前には考えもしなかったことが、当たり前になったりします。


そんな時代を幾重にも超えてきたアンティークたち。

時代に左右されない普遍的な美しさを求めて、私たちは選んでいます。



今日もそんなアイテムの一つをご紹介いたします。



フランスで見つけたウォールランプです。

ウォールランプは、壁付けのランプで、さまざまなデザインのものがありますが、

今回ご紹介のものは、とてもモダンな雰囲気で現代の住宅にもとても似合う一品です。


このウォールランプは、著名なエディターであるリュシアン・ゴー(Lucien Gau)によって手掛けられた逸品です。

真鍮製の本体には「MAC」の刻印と共に、「EDITEUR LUCIEN GAU」の文字が刻まれており、その確かな品質とデザイン性を示しています。

リュシアン・ゴーは、フランスの照明器具メーカーとして知られ、特に真鍮やブロンズを用いたクラシカルでエレガントなデザインのランプを数多く手掛けてきました。

その製品は、伝統的な職人技と洗練された美学が融合しており、空間に上質な雰囲気をもたらします。

このウォールランプは、点灯時には壁面を優しく照らし、消灯時もその美しいフォルムと素材感がインテリアのアクセントとなります。リビングルーム、寝室、廊下など、さまざまな空間でその存在感を発揮し、時代を超えて愛されるデザインは、アンティークやヴィンテージの家具とも相性が良く、空間全体の質を高めてくれるでしょう。



本製品は、リュシアン・ゴーの洗練されたデザインと優れた職人技を体現しており、コレクターズアイテムとしても価値のある一品です。


リュシアン・ゴー(Lucien Gau)の歴史を調べると、彼らのメゾン(Maison Lucien Gau)は1860年に設立された非常に長い歴史を持つブロンズアートの工房であることがわかります。


先代シャルル・ゴー(Charles Gau)によって1860年に創業。

その後、息子のアンリ・ゴー(Henri Gau)とジェラール・ゴー(Gérard Gau)が引き継ぎ、社名が「Etablissements Lucien Gau」に変わります。

さらにその後、アンリの息子であるリュシアン・ゴー(Lucien Gau、1895-1952)と彼の兄弟のオーギュスタンが事業を引き継ぎ、「Gau frères」という名称で活動した後、1934年に兄弟が独立し、リュシアンが「Maison Lucien Gau」を設立しました。

写真の刻印「EDITEUR LUCIEN GAU」は、リュシアン・ゴーが独立して自身の名を冠した工房を運営していた時期、つまり1934年以降に製造されたものと推測できます。


そんな昔に作られた品であるにも関わらず、現代においても洗礼された高いデザイン性を感じることが出来ます。









現在3灯の在庫がございます。

ペアでシンメトリーに配置してもいいですし、3つを空間に合わせてお使いでも素敵です。


SIZE(mm)

W120-130

D85

H485-490

価格¥47,000-(税込¥51,700-)