ジプシーテーブル
こんにちは。
今朝は起きると一面が白くなっていましたね。
初雪です。
あっという間に溶けてしまいましたが、
冬の到来を感じました。
最近は模様替えや店内の入れ替えを行いすっかりリフレッシュした店内がご覧いただけます。
配置を変えるだけで、雰囲気を変えられることはインテリア家具のいいところでもあります。
備え付けでは気軽に変えることができません。
その時々の暮らしの動線や、家族構成もいつも同じではなく変化していくものです。
変化に応じてちょっと配置を変更するだけで毎日の景色が変わります。
ぜひ年末年始に向けて、模様替えをしてみてはいかがでしょうか。
さて、本日はこちらのサイドテーブルをご紹介いたします。
ジプシーテーブルです。
ジプシーというと、現代では差別用語になってしまいましたが、ロマと呼ばれる民族です。
複数の大家族で馬車に住み、移動しながら音楽や占いを生業とする人々…
固有の言語・文化を共有しながら、ヨーロッパ各地に散らばっているひとつの民族、というイメージです。
さすらいながら、ヨーロッパ圏を転々としているイメージですが、実は定住していた人も少ないくないようです。
音楽や洋服のデザインなど多方面に影響を与えていたジプシーという存在。
このテーブルは、そんなジプシーから生まれたデザインです。
なぜそう呼ばれているかは、この足に秘密があります。
3本足です。
この3本の足というのは、不安定なところでも安定する仕組みになっています。
平均が取れていない土地に4本足のテーブルを置くと必ずガタガタと揺れてしまいますが、
3本足はそのガタガタの面でこそ本領を発揮します。
外で、タロットや手相など占いをする際に使われていたテーブルなんです。
ジプシー=浮浪者のイメージを持っている方も少なくありませんが、こんな素敵な挽物で作られた家具を持っていたとすれば、美意識もちゃんと持ち合わせていたのでしょう。
想像以上に裕福な家庭もあったかもしれません。
実際にこのテーブルがジプシーに使われていたかは不明ですが、アンティークマーケットの中ではこの形のテーブルのことはジプシーテーブルと呼びます。
このテーブルの良いところは、中心がキュッとくびれているため、ソファサイドなどに置く際にも足元がすっきり収納できる点です。
そして、高さも椅子にもソファにも合わせられるため、様々な場所でお使いいただくことが可能です。
8角形の天板は西洋でも風水的に縁起の良いものとされています。
SIZE(mm)
W540
D530
H640
価格¥100,000-(税込¥110,000-)
こちらもございます。
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