カーヴィングカップボード(SOLD)

こんにちは。

今日もいいお天気ですね~!

新緑と、青い空にとっても癒されます!


さて、今日はこちらのカップボードをご紹介いたします。

カップボードと言いましても、こちらは大変古い家具でして、

様式はジャコビアン様式、17~18世紀頃のお品物となります。

カーヴィング(彫刻)が前面に入っていて、重厚な雰囲気ですね。


ジャコビアン様式とは、エリザベス様式に次ぐ、ジェームス1世の治世期間に発展したと言われる、17世紀前半のイギリスのルネサンス期の建築、美術、家具の様式のことです。

「ジャコビアン」という名称は、ジェームス1世のラテン名「Jacobus」に由来。

大陸からの影響や、職人たちが細工の発展に貢献して発展したこともあり、直線的で力強い重厚感があり、家具ではオークが多様され、ねじり棒型やボールをいくつも繋げたようなボビン型挽物(ひきもの)などの新しい細工が脚に施されるといった特徴が見られます。

単一模様や連続文様のレリーフなどの装飾も多数用いられています。

まだ引出しや、ガラス戸は主流じゃなかった時代です。

下の段はコファーのように箱になっていますが、扉になっています。

何かをしまうための家具、というよりは飾り棚の様な雰囲気です。

これだけ古い家具を市場で見つけるのはなかなか難しい時代になってきましたので、

とても貴重な家具ですね。

趣向性の高い家具ですが、

これだけ個性的な、かつ伝統的な家具なかなか出会いませんね。


インテリアのアクセントにいかがでしょうか?


SIZE(㎜)

W1450

D360

H1760


SOLD