LLOYDLOOM Chair(SOLD)

こんにちは。

今週はお天気が良く気持ちが良いですね。


当店も入店制限を解除し明日から通常通り営業いたします。

マスクの着用や、手指の消毒をお願いしておりますので、ご協力よろしくお願いいたします。


また、営業スタイルの変更を余儀なくされた場合こちらにお知らせさせていただきます。


イギリスではいまだロックダウンの最中、10週目に突入したようです。

買付はまだ先になりそうですね。

とはいえ、まだまだ店内にはたくさんのアンティークがございます。

少しづつ皆様にご紹介していきますね。

今日はこちらのロイドルームチェアです。


ロイドルームは、1917年にMarshall Burns Lloyd(マーシャル・バーンズ・ロイド)が、ラタン(籐)に変わる画期的な家具として、開発しました。

一見ラタン(籐)のように見えるロイドルームですが、素材は紙で出来ています。

防水・防錆加工して折れたりヒビが入らないように工夫したスチールのワイヤーに、防水加工された特殊な紙を巻きつけて織った家具です。

籐の家具のような、しなやかさと美しさを持ちながら、さらに、湿気にも強く、ささくれやきしみ、反りなどによる変形がないロイドルームは日本の気候にも合うような気がします。

ロイドルームは、籐の様なしなやかさを持ちながら、籐では表現出来ない優雅なデザインの家具を製造し、英国だけじゃなく世界中で大人気になりました。

豪華客船などにも使われていました。

タグの下には製造年月日が書かれています。

こちらの椅子は1938年、1月でした。

所々編み方を変え模様になっています。

大きく壊れている個所も少なく、綺麗な状態と言えます。

人気のゴールドカラーです。


SIZE(㎜)

W630 H660 D600

シートハイ 380


SOLD