Derby プレート

カテゴリ

18世紀中頃、イギリス磁器のパイオニアとしてダービー磁器製作が始まりました。

当時はボウやチェルシーを凌ぐ高品質な作品を生み出し、「第二のドレスデン」と称されるほどの隆盛を誇りました。

このお皿も、そんな初期の栄光を宿す貴重な作品の一つ。

裏面に手書きで描かれた朱色の王冠(クラウン)と「D」の文字(または数字の一部と推測される手書きの記号)。これは、ダービーが王室御用達の栄誉を受ける以前、あるいは初期の王冠マークが使われ始めた時期、概ね1780年代頃までの、熟練の職人による丹念な手仕事を物語っています。1806年頃までは青色が主でしたが、その後赤色になります。

お皿を飾るのは、マイセンやセーブル磁器の影響を受けつつ、ダービー独自の進化を遂げた繊細な金彩と、散りばめられた小さな花々のデザインです。この金彩の丁寧な手描きや、中央の愛らしい「飛び柄」は、初期ダービー特有の優美な作風を示しており、当時の貴族社会の華やかなティータイムを彩った光景が目に浮かびます。

約250年の時を経てもなお、その輝きを失わない品格は、初期ダービーの技術と芸術性の高さを証明しています。

アンティーク品ですのでスレや使用感がございます。ご理解の上お求めください。

SIZE(mm)

φ217

H43

¥18,700 (税込)
数量
1

こちらの商品はBASEでの購入となります

この商品について問い合わせる

18世紀中頃、イギリス磁器のパイオニアとしてダービー磁器製作が始まりました。

当時はボウやチェルシーを凌ぐ高品質な作品を生み出し、「第二のドレスデン」と称されるほどの隆盛を誇りました。

このお皿も、そんな初期の栄光を宿す貴重な作品の一つ。

裏面に手書きで描かれた朱色の王冠(クラウン)と「D」の文字(または数字の一部と推測される手書きの記号)。これは、ダービーが王室御用達の栄誉を受ける以前、あるいは初期の王冠マークが使われ始めた時期、概ね1780年代頃までの、熟練の職人による丹念な手仕事を物語っています。1806年頃までは青色が主でしたが、その後赤色になります。

お皿を飾るのは、マイセンやセーブル磁器の影響を受けつつ、ダービー独自の進化を遂げた繊細な金彩と、散りばめられた小さな花々のデザインです。この金彩の丁寧な手描きや、中央の愛らしい「飛び柄」は、初期ダービー特有の優美な作風を示しており、当時の貴族社会の華やかなティータイムを彩った光景が目に浮かびます。

約250年の時を経てもなお、その輝きを失わない品格は、初期ダービーの技術と芸術性の高さを証明しています。

アンティーク品ですのでスレや使用感がございます。ご理解の上お求めください。

SIZE(mm)

φ217

H43