C1890クランベリーグラス

ヴィクトリアン後期に製造されたクランベリーグラスです。

クランベリーガラスはその名の通りクランベリーカラーの色味から名前が付きまし。

ルビーガラスや金赤ガラスなどと呼ばれることもあります。

古代ローマより赤いガラスは製造されていましたが、その製造方法がはっきりわかってきたのが1850年頃の事。

金を含有させることによって鮮やかな赤色に発色することもあり、当時より高価で希少なものとして扱われてきました。

特にヴィクトリアン中期では産業革命以降始まった需要の高まりによる大量生産がありましたがクランベリーガラスは製造にコストがかかる為、大量生産に至らなかったそうです。

ヴィクトリアン期は特に華々しい時代、食卓を彩る透き通るような赤色のガラスを飾っていることはステータスだったことでしょう。

そして今なお、コレクターやアンティークファンを魅了するのがクランベリーガラスです。

ステム部分はクリアーガラスを使用しており、カットを施しております。

状態は綺麗ですがカットが施されている個所に小さなチップが見られます。

100年以上経過したものですので、細かな傷や小さなチップ、多少の使用感はありますのでご理解の上お求めください。

2点の在庫がございますが、状態の良いほうからこちらで選ばせていただきます。



SIZE（㎜）

Φ63

H138