マホガニーコンソール

こんにちは。

紅葉も徐々に終わりかけ。

晩秋の色合いへと変化していますが

皆様のお住まいの地域はいかがでしょうか?

先日福岡へ行ってきましたが東北とは全く日差しの感じが違い、とても暖かでした。

気候や日差しと、インテリアやファッションは大きく関連していると世界を旅していて感じます。

日本でも北東と南西でその違いを感じました。

日差しやその土地の色、砂の色、石の色がファッションやインテリアに影響しています。

例えば。フランステキスタイル代表のソレイアードなどはやはり南仏の色。

パッションピンクや鮮やかなオレンジ、は、南国の花を思わせます。

フランスらしいニュアンスカラーと明るい色の組み合わせや、アフリカン・モロッカン的スタイルは歴史的に見てもフランスとよく似合う。

イギリスはどうでしょうか?赤い煉瓦のお家に似合う色はフランスよりも少しダークトーン。

イギリスの代表的テキスタイルはリバティモリス。ソレイアードよりも、もう少し分かりやすい小花柄だったり、落ち着いたグリーンやブルーのイメージ。

もちろんその時代の流行もあるので、その限りでは無いんですが。

※どんなテキスタイルかが気になる方はリンクしておきましたので、見てみてください。



日本でも南西は北東よりも派手な色やフレンチスタイルがよく似合い、

北東はイギリスっぽいカラーリング、イギリスっぽいダークトーンの感じがとても似合う気がしています。

これからどんどん寒い冬がやってきます。

ここ、東北のさむーい感じがとっても好きなのは、イギリスっぽいからかもしれません。

(フランスも大好きですが、やっぱり寒いところが好き笑。)


さて、今日はこんなアイテムのご紹介です。

マホガニーコンソールです。

一見デスクのようにも見える、サイドテーブルのようなコンソール。

そのため使い方は割と自由度が高く、さまざまな場所でお使いいただけます。

年代は少々古く1800年初頭でしょうか。ジョージアンと呼ばれる時代のものです。

ジョージアンの時代の特徴は、直線的でシンプル。

その後やってくるヴィクトリアンの後のエドワーディアンと呼ばれる様式も直線的ですが、

エドワーディアンはもう少し繊細さがプラスされます。


ジョージアンは年代的にも古く、木の味がしっかり出ている古艶が楽しめる家具が多いです。

引き出しの中板もオーク材を使用しており、見えないところにも良質な家具が使われています。

引き出しの中板に虎斑が見えます。


引き出しの取ってもこの時代に多く使われていたデザインです。

天板には今まで使われてきた経緯がたくさんついていて、使用感がありますが、これもアンティークの魅力の一つ。

これがピカピカだと面白くないんですよね。かといって、わざと古い加工にしたものは好きではありません。

これからワックスで磨き上げ、古艶(パティナ)を楽しむ時間が豊かな時間になりそうです。


さほど大きくもありませんので、玄関やベッドサイドにもおすすめです。

アンティークらしい一品、ご自宅に置いた瞬間から、ずっとそこにあったかのような温かみのある家具です。


SIZE(mm)

W740

D420

H773

価格¥132,000-(税込)

ヤマト家財宅急便 宮城県より Bランク