ヴィクトリアンシャンデリア

こんにちは。

12月も半分が過ぎました。

皆様いかがお過ごしでしょうか?


2024年もそろそろ振り返り、2025年を迎える準備をするシーズンです。

皆様にとって2024年はどんな一年でしたでしょうか?

世界的に見ても大きく時代が変わろうとしているのが伺えます。

世間がどんなに変わろうと、人間が生活していく上で家というものは必要不可欠ですし、やはり家は帰る場所でもあり、体を休める場所でもあります。


その場所がどんな場所であって欲しいか、じっくり向き合ってみる機会というのは私たちのようなインテリアの仕事をしている方達以外はそんなにないのかもしれません。


ただ、このブログをご覧くださっている方々はその中でもインテリアに興味があって見てくださっている方々が殆どかと思います。


中でもアンティークというカテゴリーは、一昔前なら、お金持ちが使ってそう!とか煌びやかなイメージが先走っていたような気がしますが、私たちがアンティークが好きな理由は

良い材をふんだんに使っている事やそのデザイン性のみならず、時を経た温もり・風合いに他なりません。

それはある意味イコールでもあります。

良い材・アンティークの塗装=良い風合いが出る

美しいバランスの取れたデザイン=後世に残す価値のあるもの


不自然なデザインは人々の違和感につながり、面白さがあり記憶には残りますが心地よくありません。


要するに、不自然な美は見るのは楽しいですが、時折で良い。

自然な美は心地よさがありますから、家や安らぎたい場所に向いています。

アンティークは中でも自然素材をメインに使っていますので、安らぎをくれるのはいうまでもありません。

進化してハイテク化が進む現代ではありますが、人間の体はそう急には変化できませんので、少しでも自然の中に安らぎを求めることは本能的なことかと思います。


夜も灯りが眩しすぎると睡眠障害の原因ですので、あまりお仕事や字を読むなど頭を使うことは避けたいですね。なかなかこれが難しいのですが。


皆様により心地よい空間を提供できるように提案していきますね。


今日はそんな夜の時間を安らぎの時間にしてくれそうなシャンデリアをご紹介いたします。


ヨーロッパにおいても電気の普及が進んだのは1900年に入ってからのことです。

それまでは一般家庭は蝋燭が灯りの道具でした。

本当に今となっては信じ難いことですが。

いつも思い出すのですが、人気ドラマダウントンアビーの第一話の中で、ちょうどタイタニック号が沈んだニュースを新聞で読み上げている傍で、マギー・スミス演じるバイオレットが、電気は嫌い、蝋燭がいい。というセリフを言っていたことを思い出します。

LEDは嫌い、電球がいいと言っている自分となんとなく重ねてしまいます。


さて、話はそれましたが、当時蝋燭が主流であったため、シャンデリアは基本上向きでした。

蝋燭を刺しておく台であったためです。

電気が普及していく中で、ペンダントランプなども増えて、電気、下向きでもいいよね?と徐々に下向きのシャンデリアがデザインされていきます。

このシャンデリアはなんとなくシェード部分をお花に見立ててデザインされているようです。

ベース部分も真鍮でできていますがとても凝っていて、細やかに葉やレリーフが作られています。


近くで見てもとても細部までこだわって作られているのが伺えます。


シェードも全体のバランスがよく取れた小さめのガラスシェードが付いています。

フロストガラスに模様が出されレースのような美しさがあります。


灯数は3灯です。

下向きであるため、上向きよりも明るく感じるかもしれません。

高さがありますので、ダイニングテーブルの上など人が通らないところにセッティングするのがおすすめです。


B-22で海外口径になります。

一応、LEDも出ていますのでLEDと、普通の電球タイプのリンク貼っておきますね。



SIZE(mm)

φ550

H835(天井から)

価格¥280,000-(税込)