ウィンザーチェア
こんにちは。
2月中旬の木曜日
皆様いかがお過ごしでしょうか?
明日がバレンタインデーということもあり、今日は駆け込みでチョコレートが売れる日でしょうか。
皆様のバレンタイン事情はどのような感じですか?
昔と違って、義理チョコ〜本命〜などはあまり言われなくなり、
お友達にちょっとあげたり、自分が食べたいものを買ったりと、需要が少し昔と変わってきていますよね。
みなさんのチョコレート事情、来店時などに聞かせてくださいね!
さて、本日はこちらのウィンザーチェアをご紹介いたします。
イギリスを代表する椅子であるウィンザーチェアです。
ウィンザーチェアは農家に生まれた庶民のための椅子でした。
家の近くで伐採できる木材を使用していることがほとんどで、オーク(楢)エルム(楡)ビーチ(ブナ)アッシュ(タモ)ユー(イチイ)などの木で構成されていることが多いです。
そんな椅子がマナーハウスを持つ貴族の目に留まり、ガーデンチェアとして採用されたのがきっかけで広まっていきます。
ヨーロッパで行われた万博などにも出品され、瞬く間にイギリスを代表する椅子の一つとして世界中に知られました。
様々なデザインに枝分かれしていきますが、こちらはシンプルなスティックバック。
しかしシンプルながらに特徴的なのが、背もたれ部分に角材を使用している点です。
また、脚が緻密な年輪の丸太が使われています。これも特記すべき点でしょう。
ウィンザーチェアがガーデンチェアとして使われていた時代、そのほとんどは緑にペイントされていました。
景観を壊さないためです。このウィンザーチェアも緑にペイントされていた痕跡を見ることができます。
年代的にはピリオドファニチャーと呼ばれる古い時代のアンティークにカテゴライズされます。
数あるウィンザーチェアの中でもこちらのようにオリジナリティあふれるチェアに出会うことはそうそうありません。
玄人向きかもしれませんが、人とは違うとっておきのアイテムをコレクションしてみてはいかがでしょうか。
生産国:イギリス
年代:18世紀
材質:ビーチ・エルム等
SIZE(mm)
W490
D640
H975
シートハイ445
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