オークコファー

こんにちは。

建国記念日、皆様いかがお過ごしでしょうか?


今日は降った雪も溶けて穏やかな1日ですが、皆様の地域はいかがでしょうか?

蔵王や泉ヶ岳など近場の山々にはふかふかな雪があって雪遊びにお出かけの方も多いかもしれませんね。


こんな寒い日は温泉もいいですよね。


火曜日の祝日、ゆっくりされる方が多いかもしれません。


さて、今日は当店は通常ですと定休日ですが、今日は営業してみました。

多くのお客様にご来店いただいております。


クリアランスセールも好評開催中です。

買いに来たけど売れちゃってた・・という方もいらっしゃいました。

アンティークは一点もの。

ぜひお目当てものもがある方はお早めにどうぞ。


さて、今日はこちらのコファーをご紹介いたします。



先日まで開催した鹿落堂さんでのイベントでも飾っていましたが、和の空間にもとても似合っています。


元々、コファーとは衣類などを収納しておくチェストの原型です。

現在は引き出しがついているものをチェストと呼びますが、イギリスでは、この子ファーのことをチェスト、とよび、引き出しのチェストのことをチェストオブドロワーなどと呼ぶことがあります。

そんなチェストの原型であるコファーですが、昔庶民はこの箱一つに収まる持ち物で暮らしていました。

この画像のように、ベッドの足元にコファを置くスタイルが伝統的なインテリアにありますが、そうした経緯があります。

衣類だけにとどまらず大切なものをしまっておく宝箱だったかもしれません。

19世紀に入ると、労働階級の人々にも家具の需要が高まり、まさに家具の黄金期へと突入していきますが、このコファーはそうした黄金期へ突入する前のもの。

チェストも引き出し付きが主流に変わっていき、こうしたコファーはあまり生産されなくなっていく為、今となっては貴重なアイテムです。

現代においてコファは様々な用途でお使いいただけるアイテムだと思います。

ソファの後ろに置いて、テーブルランプを配置したり、玄関に置いて植物などを置いたり。

サイドボードのような使い方もおすすめです。

背の低い家具ですので、和の空間にも似合いますし、場合によってはテレビ台のようにしてもいいかもしれません。

ピリオドファニチャーと呼ばれるアンティークの中でも古い部類にカテゴライズされる、本当のアンティーク好きの方にぜひコレクションしていただきたいアイテムです。

こちらの品はジャコビアン様式ですが、彫刻は至ってシンプルな幾何学模様のような彫刻で、うねり歪んだ経年変化によって生まれた古美を存分に味わえる一品です。

生産国:イギリス

年代:18世紀

材質:オーク

SIZE(mm)

W1250

D440

H595

アートセッティングデリバリー  Cランク 宮城県より発送