ゴシックフレーム

こんにちは。

7月が始まり、暑さも増して夏真っ盛りになりましたが、皆様のお住まいの地域はいかがでしょうか?

東北地方は梅雨明けまだだったと思うのですが、今年は全然雨降りませんね。

梅雨といえばシトシト雨の季節のはずですが、ゲリラ豪雨と呼ばれるようなスコールが降るので、どこにいても土砂災害が起こりやすいかもしれません。

Xデーが話題に上っていますが、防災意識はいつだって忘れずに持ち続けたいですね。

災害が起こった場合、夏場は特に食品が腐ったり、衛生管理が大変です。

ウェットティッシュやお水の確保、多めに冷凍庫に保冷剤を冷やしておくなどすると便利です。Xデーが過ぎても、自分ができる範囲で防災準備しておきましょうね。


また、アンティークに関していえば、ちょっとしたことで大事なものが守れたりします。

キャビネットの中には滑り止めまたは布などを敷いて、コレクションが滑るのを防ぐ。

戸つきのキャビネットはいつでも鍵を閉めておく。(アンティークは鍵がついていてその辺はとても便利です)

倒れそうな家具の前に椅子などを置いておく。

中身は下の方に重いものを、上の方に軽いものを入れておく。

場合によってはミュージアムジェルなどで固定、ネジ留めなど。

ちょっと対策をしておいたために、大丈夫だった!とお客さまからお声もいただいております。

また、購入時に心配事がありましたら、修理の段階でできる対策もありますので、ぜひご相談くださいね。



さて、本日は美しいゴシックフレームをご紹介いたします。

ゴシック様式は、教会などで用いられている様式のことで、中世のヨーロッパで流行した様式の一つです。

派生は、イタリアあたり・・と言われていますが、本当のところはわかりません。

有名なゴシック様式の教会は、

・フランス:ノートルダム大聖堂、ランス大聖堂

・ドイツ:ケルン大聖堂

・イギリス:ウェストミンスター寺院

・イタリア:ミラノドゥオーモ

などなど。有名どころばかりですね!


先のとんがったアーチ(尖頭アーチ)が印象的な様式で、クローバー模様なども多く用いられます。


教会に使われていた様式だけあって、神聖な印象のゴシック様式。


なんとなく、夏に眺めると涼しい感じがしませんか?


ひんやりした石造りのヨーロッパの教会を思わせます。


さて、詳細を見ていきましょう。


所々のパーツが取れていますが、それがまたいい雰囲気を醸し出しています。

材質はオーク材です。ゴシック様式のほとんどはオーク材が用いられています。


何か紋章のようなものがあったのかもしれません。この紋章部分は石膏で作られています。

教会のシンボルでもある四葉のクローバーの彫刻。

四つ葉のクローバーは、特にキリスト教において、四福音書(マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ)の象徴とされました


意味合い的にも福音、幸運の象徴になります。


続いてこのゴシック様式の象徴である尖頭アーチ部分は石膏で作られています。


石膏で作られている箇所と、木でできている箇所があります。


SIZE(mm)

W1150

D100

H1310

¥153,000-(税込¥168,300)